ミニバスTOナビ
ミニバスの試合運営を支える「TO(テーブルオフィシャルズ)」は、記録員・アシスタントスコアラー・タイマー・ショットクロックオペレーターの4人体制。はじめて当番になった保護者・コーチが本番で迷わないよう、それぞれの役割と手順、スコアシートの書き方、ショットクロックのリセット判断、試合前チェックリストを1ページにまとめました。ルールはJBA公式規則およびミニバスケットボール競技規則に準拠しています。
手順の流れ
- 試合前:スコアシート・メンバー表・筆記用具・計時器・ファウル表示板を準備し、両チームのスタメンと登録人数を確認する
- 4人のTOで役割分担と合図・連携方法を打ち合わせる
- 記録員:得点はフィールドゴール「/」・フリースロー「●」で書き分け、ファウルは「P」で記入する
- タイマー:ミニバスはランニングタイム。得点で時計は止めない
- ショットクロック:ディフェンスファウルや攻守交代は24秒、オフェンスリバウンドは14秒にリセットする
- 第3クォーター終了までに各チーム10人以上が各1クォーター以上出場したか確認する(10人出場ルール)
よくある質問
ミニバスに3点シュートはありますか?
ミニバス(U12)にはスリーポイントの区分はなく、フィールドゴールはすべて2点です(全国大会など一部例外を除く)。スコアシートには「/(斜線)」で記入します。
ショットクロックは何秒にリセットしますか?
ディフェンス側のファウルや、スティール等で相手にボールの支配権が完全に移った場合は24秒にフルリセットします。シュートがリングに触れた後、同じチームがオフェンスリバウンドを確保した場合は14秒にセットします。ミニバスにはフロント/バックコートの概念がないため、一般ルールの「フロントコート14秒」は適用しません。
ミニバスはランニングタイムですか、正式タイムですか?
ミニバスは試合を通してランニングタイム(得点が入っても時計を止めない)で進行します。U15以上やFIBAルールのような第4クォーター終盤の正式タイム(L2M)の運用はありません。
5犯(ファウルアウト)のときスコアラーは何をしますか?
5回目のパーソナルファウルで個人退場です。スコアシートに「P」を記入し、タイマーと連携してブザーで審判に知らせます。
タイムアウトの時間はどう記録しますか?
取得したクォーターの欄に、そのクォーター開始からの経過分を数字で記入します(例:6分制で残り2分35秒なら「4」)。使わなかった欄は2本線「=」で消します。
用語集
- TO(テーブルオフィシャルズ)
- オフィシャルテーブルで試合運営を支えるスコアラー・アシスタントスコアラー・タイマー・ショットクロックオペレーターの総称。
- スコアラー(記録員)
- 公式スコアシートに得点・ファウル・タイムアウトなどを記入する担当。
- アシスタントスコアラー(記録助手)
- スコアボードの更新、ファウル表示板の提示、ポゼッションアローの操作を担当。
- タイマー(計時員)
- ゲームクロック(試合時間)とタイムアウトの時間を計測する担当。
- ショットクロックオペレーター(24秒/14秒計時員)
- ショットクロックの開始・停止・リセットを行う担当。攻撃側は原則24秒以内にシュートする必要がある。
- フィールドゴール
- フリースロー以外のシュートが成功すること。ミニバスでは全て2点。
- フリースロー(FT)
- ファウルなどにより与えられる、フリースローラインからの1点シュート。
- パーソナルファウル
- 個人が犯す反則。5回(5犯)で退場となる。スコアシートには「P」で記入。
- チームファウル
- クォーターごとに累積されるチームの反則数。一定数を超えるとフリースローが与えられる。
- オルタネイティング・ポゼッション・アロー
- ジャンプボール(ヘルドボール)の代わりに、どちらのチームにスローインの権利があるかを示す矢印。
- ランニングタイム
- 得点が入っても時計を止めずに進行させる運用方法。ミニバスは試合を通してこの方式。
- 正式タイム(オフィシャルタイム)
- 得点のたびに時計を止める運用。U15以上/FIBAルールで用いられるが、ミニバスでは採用しない。
- デッドボール
- ホイッスルなどにより試合が一時中断された状態。時計は停止する。
- ライブボール
- プレー中でボールが生きている状態。この間、時計は動く。
- ヘルドボール
- 両チームの選手が同時にボールを保持し、どちらのボールか判定できない状況。アローで再開権を決める。
- バイオレーション
- ファウル以外の反則(トラベリングやアウトオブバウンズなど)。相手ボールのスローインで再開する。
- 10人出場ルール
- 第3クォーター終了までに、各チームで10人以上が各1クォーター以上出場することを求めるミニバス特有の規則。
- ショットクロック・バイオレーション
- 24秒(または14秒)以内にシュートが放たれなかった反則。相手ボールとなる。
- フロントコート/バックコート
- 一般(U15以上)のコート区分。ミニバス(U12)ではこの区別を用いず、ショットクロックのリセット判断にも影響しない。
出典・一次情報
本ページの内容は以下の公開資料にもとづいています。ルールや制度は改定されることがあるため、実際の運用前に発行元の最新版をご確認ください。